はじめに
この FAQ について
PC を使用していると急に動作が止まり、操作不能となる ( フリーズする ) ことがあります。
強制シャットダウンをすれば解決すると言われますが、再起動すると時間もかかります。
何より強制シャットダウンを繰り返していると PC 故障の原因にもなります。
この FAQ では、慌てることが無いよう、パソコンがフリーズする原因と対処方法を説明します。
PC がフリーズしても強制シャットダウン以外の方法で解決できるようにします。
対処方法を行っても解決しない場合は修理に出すことも必要になります。
修理に出す状態の判断を確認しておきます。
対処方法
PC がフリーズする原因
PC 本体の熱暴走
PC は熱に弱いので、内部でファンなど冷却装置を屈指し温度が上がらないようにしています。しかし、冷却装置で冷却できないほど本体が高温になると、熱暴走により PC がフリーズします。
直射日光が当たる場所やファンの排気口を塞ぐような場所に設置したり、PC 内部に埃がたまっていたりすると熱暴走が起きやすくなります。
室温が上がらないようエアコンで調節し、直射日光の当たらない場所に設置します。
デスクトップ PC の場合はカバーを外しての定期的な清掃をお勧めします。ノート PC の場合は清掃が難しいので、長期間使用後は弊社に清掃をご依頼ください。
熱暴走によるフリーズは PC 内部のパーツも痛めるので、できるかぎり避けるよう対策を施します。
メモリー不足
PC の仕様にメモリーが 8GB とか 16GB などの掲載を目にしたことがおありでしょうか。
PC のメモリは、プログラムを処理するための作業テーブルのようなものです。 8GB とか 16GB とはテーブルの広さを表しています。
作業する内容によって、必要なテーブルの広さは変わります。メールやウェブ閲覧だけなら 8GB で問題なく処理できますが、動画や高画質な画像編集、複数ソフトの同時起動は、16GB でも不足します。
このメモリー不足により処理時間がかかりフリーズします。
「 メモリーが不足しています。 」 というメッセージが出る場合もあります。このような場合はメモリーの増設を検討します。
メモリの増設方法と、増設できる容量は PC によってさまざまです。
ご自身での増設作業に不安がある場合は、後述サードウェーブサポートセンターへご相談ください。
- ご利用アプリの不具合
アプリ自体に問題がありフリーズすることもあります。特に OS アップデート後など、アプリのバージョンが対応しないことで処理が進まないことがあります。
特定のアプリを起動したときのみ、フリーズが頻発するならアプリの不具合が濃厚です。一度、アプリを削除 ( アンインストール ) して、インストールし直すと解消する場合があります。
- ウイルス感染
PC がウイルス感染すると、フリーズしやすくなります。悪意のあるウイルスの中には、OS 自体が破壊されて、起動できなくなる場合もあります。
ウイルスの中には PC のバックグラウンドで動き、 CPU やメモリーに負荷をかけるタイプのものもあります。CPU やメモリーに負荷がかかり過ぎ処理が追いつかなくなり、画面が固まってフリーズします。
Windows 11 や 10 には 「 Windows セキュリティ 」 が予め装備されていますが、より強固な対策をご希望の場合は、ウイルス対策アプリをインストールします。また、ウイルス対策アプリの多くはメモリーを一定量使うので、メモリー不足にならないよう注意が必要です。
- ストレージ ( 特にハードディスク ( HDD )) の寿命や故障
毎日使われている PC のハードディスクの寿命は 3 ~ 4 年と言われています。ハードディスクは作業したデータを保管しておく場所です。日々大容量のデータの読み取りと書き込みを繰り返しているのがハードディスクです。
長く使っているとパーツの劣化で正常な動作をしなくなり、急なフリーズが起きるようになります。PC 本体からキーンやガタガタなどの音がする場合やアプリが頻繁に強制終了する場合などはハードディスクの寿命や故障が疑われます。
交換を行うことで、その後も長くご使用できます。交換方法は下記を参考に行います。ご自身での交換作業に不安がある場合は、後述サードウェーブサポートセンターへご相談ください。
- Windows 10 / 11 へのアップグレード
Windows 10 / 11 へのアップグレード後から、フリーズが頻発することがあります。これは、ドライバーの不具合が原因として考えられます。
アップグレードの際は、アップグレード前の Windows で使用していたドライバーが Windows 10 / 11 のものに置き換えられますが、アップグレード後の OS に対応していないデバイスが取り付けられている、などの不具合によりドライバーが正常に動作しないことでフリーズが発生します。
その場合は下記を行うことで改善する可能性があります。- Windows Updateを実施する
- グラフィックドライバーを更新する
- 高速スタートアップを無効にする
- 入力装置 ( マウスやキーボード ) の電池切れや故障
急に文字が打てなくなったり、マウスのアイコンが動かない。
ワイヤレスのキーボードやマウスの電池切れは、フリーズしたと勘違いしやすいことのひとつです。
この場合、フリーズとは関係のない原因が考えられますので、むやみに強制シャットダウンしないようにし、別の原因を探ります。
シャットダウンする前に試す対処方法
電源ボタンを長押しする強制シャットダウンは、パソコン本体の故障を誘因する可能性があるため可能な限り避けます。
ここでは、強制シャットダウンを行う前に試すフリーズ対処方法を取り上げます。
アプリや OS の強制終了を行うことでフリーズから抜け出せるようになります。できるだけ物理的なシャットダウンを避け、アプリや OS から強制終了するように心掛けます。
- 待つ
フリーズする原因として、アプリケーションの処理に時間がかかっているだけの可能性があります。
処理に時間がかかっているだけであれば、数分程度待っているとそのうち回復します。
また、マウスが動くかどうか、マウス横の読み込み中の回転マークや砂時計マークがあるかどうかを、確認します。
マウスが動いたり、読み込み中の回転マークが出ているということは、パソコン自体は動いているということになります。
まれに、エラーポップアップが出ていることを、他のアプリに隠れて気づかないこ場合があります。
エラーポップアップが出ているかどうかを確認します。
- [ × ] ボタンでアプリケーション終了
特定のアプリが固まっている場合は、アプリ画面右上の [ × ( 終了 ) ] ボタンを押すか、 [ Alt ] + [ F4 ] キーを押します。
その後、「 このプログラムは応答していません 」 というダイアログがでたら、 [ すぐに終了 ] を選択します。
これで特定のアプリのみを強制的に終了させることができます。
特定のアプリが頻繁にフリーズする場合は、アプリの不具合かメモリー不足が考えられます。
アプリケーションの再インストールやメモリの増設で対応します。
- タスク マネージャーからアプリを強制終了
[ × ] ボタンが反応しない場合は、タスク マネージャーからアプリを強制終了します。
- [ Ctr ] + [ Alt ] + [ Del ] キー押しなどからサインアウト
- マウスやキーボード以外の操作を加えてみる
マウスやキーボードが反応しない場合、それ以外の操作をすることでフリーズが直ることがあります。
一例として、光学ディスク ドライブを開け締めすることで、今 PC がしている以外の処理を加えることができます。
そうすることで改善される場合があります。
PC をフリーズさせないように
- 通気性がよく高温を避ける作業環境
PC は通気性を損なうと、熱暴走しフリーズします。
排気口のそばに障害物を置かず、直射日光は避け、エアコンで室温の管理をして、作業しやすい環境を整えます。
また、冬は、急激な寒暖差のある場所を避け、加湿による結露に気を付けます。
- 使わないアプリケーションは終了する
最低限のアプリだけを起動することを心掛けます。
ブラウザで大量のサイトをタブなどで開いているなら、不必要なページはこまめに消すとパソコンの負荷が低減できます。
使用しないアプリや入れた記憶のないアプリは削除するようにします。使用しないのに常駐していて、メモリーや CPU に負荷をかけている場合もあるので、こまめにチェックします。
- OS やドライバーを最新にする
- 用途に見合ったメモリーの増設