この FAQ では、電源ケーブルのアース線について説明いたします。

接続したほうが良い

製品上は接続しなくても使用することはできますが、有事の際にリスクが生じます

壁コンセントにアース線を接続

パソコンや設置型の家電製品にはアース線が付いています。
製品は全て寿命や劣化 / 老朽による故障が伴います。
その中でも電気回路が故障した場合は電流が外部に漏れてしまうこと （ 漏電 ） があります。
この漏れ出てしまう電流を人が触れば感電しますし、他の機器を密接させていれば、間接故障の原因となります。

その他にもアース線が有効な代表として、落雷による漏電があります。
落雷は一瞬で膨大な電流が屋内のコンセントを伝わり、電気機器に流れ、電気回路を故障させます。

また、パソコンやテレビ、電子レンジ等では、電磁波が発生しやすく、電波障害 （ 電波干渉 ） の原因になります。
その他にも静電気も多く出ることがあり、機器を故障させる原因にもなります。
それらへの被害対策、軽減対策として、異常な電流を逃がすため 「 アース線 」 が存在します。

設置場所にアース端子がない場合は、家電量販店や地域の電気工事店などへ工事を依頼してください。
また、アース端子はあるが設置場所に届かない場合は、アース線の延長ケーブルを家電量販店や通販などで購入することができます。

ＯＡタップにアース端子が付いている場合

パソコン電源ケーブルはＯＡタップにアース線を接続しているが、ＯＡタップ電源ケーブルは壁コンセントにアース線を接続していないということが多くあります。
意味がないことではないですが、本来の機能 / 効果は望めません。