この FAQ では、前面のサウンド端子にスピーカーを繋げても、背面のスピーカーから音が出続ける場合の
改善方法を説明します。

ASRock 社製 マザーボード H55M Pro ＋ GW 「 GW ケース / YM ケース 」 の組み合わせで
構成されている　サードウェーブ製 PC にて表題の症状が発生することを確認しています。

※ BL ケース、JD ケースでは問題ありません。

• 前面端子にスピーカーを接続しても、背面端子に接続したスピーカーから音が出続けてしまう。
  
  BIOS 設定を変更します。
  1. BIOS のフロントオーディオ設定を変更する手順
• VIA ツール上で前面スピーカー端子を認識しない。
  
  VIA ツールで設定します。
  1. VIA ツールで設定を行う手順

• 前面端子にスピーカーを接続した際に、背面端子に接続したスピーカーからは音が出ないように
  するために、下記の設定を行うことで VIA ツール上で前面端子のスピーカーを認識するようになり、
  Windows 上にて手動で前面 ・ 背面端子の出力設定を変更できます。
  
  [ Advanced ] → [ Chipset Configuration ] → [ Front Panel ] → [ Enabled ]

1. タスクバーの [ ▲ ] ( 隠れているインジゲーター ) もしくはデスクトップの 「 HD VDeck 」 から
   [ VIA HD Audio Deck ] を起動します。
   隠れているインジゲーター
   HD VDeck
   VIA HD Audio Deck
2. 「 VIA HD Audio Deck 」　内、画面右下の [ 詳細設定オプション ] をクリックします。
   
3. [ 独立したヘッドフォン ] を選択し、 [ 決定 ] ボタンをクリックします。
   
4. 出力したい再生デバイスの [ デフォルトのデバイス ] ラジオボタンを選択することで、
   出力先を切り替えることが可能になります。
   
   VIA ツールの設定は、スピーカーを前面端子へ挿し直す度に再設定が必要です。