はじめに
この FAQ について
この FAQ では、Prime Note Critea SX の搭載アプリケーション Always-Aware について説明します。
本製品にはモーションセンサーが内蔵されており、本体の動きを感知するセンサーと Always-Aware
アプリケーションを実行することにより各種機能を利用することができます。
各アプリケーションは、以下の順番で選択して起動します。
[ スタート ] → [ すべてのプログラム ] → [ Always-Aware Application ] をクリックします。
「 Always-Aware Application 」の内部項目から各アプリケーションを選択します。
各種アプリケーション詳細
Always-Aware Alarm ( Always-Aware アラーム )
Always-Aware アラーム機能はパソコン本体の不審な動きを感知するのに役立ちます。
アラーム機能をオンにした後にパソコン本体を移動しようとするとアラーム音が鳴ります。
正しくログインするか、アプリケーションのロックを解除すれば、アラームは自動的に解除されます。
※ アラーム音はかなり大きめの音が鳴ります。テストされる際は十分ご注意願います。
Always-Aware Display ( Always-Aware ディスプレイ )
ディスプレイ機能では、デスクトップの表示をノートブックの向きと一致させることができます。
- ノートブックを回転させるとデスクトップの向きも自動的に変わります。
- ディスプレイの上下左右の位置を物理的に変えると、それをセンサーが感知して切り替わります。
※ アイコンがロック状態になっている時や、起動時にアイコン
が常駐していない場合、画面は回転しません。
起動すると 通知領域に 「 Always-Aware Display 」 の常駐アイコン

が表示されます。
[ アイコン ] をダブルクリックで 「 ON / OFF 」、右クリックで 「 小メニュー 」 が表示されます。
小メニュー
Always-Aware Hard-Disk Drive ( Always-Aware ハードディスクドライブ )
本体が不意に衝撃を受けた際に HDD が損傷しないよう保護するためのアプリケーションです。
- あらかじめ設定してある衝撃レベルを超える振動の発生を監視し、しきい値を超える振動を
検出すると、HDD のヘッドを一時的に退避させることによりドライブが損傷するのを防ぎます。
振動が収まると、ヘッドは退避位置から復帰します。
起動後は通知領域に 「 Always-Aware Hard-Disk Drive 」 アイコン
が常駐します。
設定画面から表示の切り替えを行うことができます。
- 各種機能についてセンサー自体の異常を感知した場合は自動的に OFF になります。
出荷時に調整されていますが、動作に問題がある際には再調整を行う必要があります。
※ センサーの再調整は、次項で説明する 「 Accelerometer Calibration Wizard 」 から行います。
Accelerometer Calibration Wizard ( 加速度センサーの調整ウィザード )
搭載されているモーションセンサーを調整します。
ウィザードに従い、パソコン本体を保持する必要があります。
その際は平らな床面または、机の上などで行い、傾いた場所や落下の危険性のある場所では
行わないようにしてください。
※ ドッキングステーションセットモデルの場合には、ドッキングステーションから取り外した状態で
設定してください。
調整方法
- 説明
[ 開始 ] をクリックします。
- Z 軸の調整
[ 次へ ] をクリックします。
- X 軸の調整
パソコンを天板が地面と水平になるよう設置して [ 次へ ] をクリックします。
- Y 軸の調整
パソコンを右側面が地面と水平になるように設置して [ 次へ ] をクリックします。
- 調整の完了
[ 完了 ] をクリックします。
- シャットダウンを行うメッセージが表示されます。[ 閉じる(C) ] をクリックします。
※ [ 閉じる ] をクリックしない場合でも、自動的にシャットダウンし再起動されます。
詳しい使用方法や設定項目は、通知領域の各常駐 [ アイコン ] を右クリックした際に表示される
「 小メニュー 」 から [ ヘルプ ] を参照してください。
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