はじめに
この FAQ について
この FAQ では、一体型水冷CPUクーラー(簡易水冷・AIO)を購入・取り付ける際の注意事項について説明します。
- 製品によって取り付け方法や対応環境が異なります。作業前に、必ず製品に付属する取扱説明書を確認してください。
- お客様による取り付け作業や誤った取り扱いに起因する破損・故障は、保証期間内であっても保証対象外となり、有償修理になる場合があります。
- 作業前にパソコンをシャットダウンし、電源ケーブルや周辺機器を取り外してください。
購入前の確認
対応状況と取り付けスペースについて
一体型水冷CPUクーラーを購入する前に、次の項目を確認してください。
- ご利用のCPUソケットに対応しているか
- 必要な取り付け金具やブラケットが付属しているか
- CPUの発熱量に適した冷却性能があるか
- PCケースがラジエーターのサイズに対応しているか
- ラジエーターとファンを合わせた厚みを収容できるか
- メモリ、マザーボードのヒートシンク、グラフィックボード、電源ケーブルなどと干渉しないか
- チューブが無理なくCPU付近まで届くか
- ポンプやファンの接続に必要な端子がマザーボードにあるか
- LED機能を使用する場合は、RGB端子またはARGB端子の電圧や規格が対応しているか
- PCケースが「240mm」や「360mm」のラジエーターに対応している場合でも、周辺パーツとの干渉により取り付けできないことがあります。
- 商品仕様に記載されたラジエーターの実寸、ファンを含む厚み、チューブの長さも確認してください。
保証内容について
一体型水冷CPUクーラーは、メーカーや製品によって保証期間と保証範囲が異なります。
- 水漏れによる周辺パーツの故障が保証されるか
- 保証を受けるために必要な購入証明や条件
- お客様による取り付けやパソコンへの組み込みが保証に与える影響
水漏れによる周辺パーツへの損害が、必ず保証されるわけではありません。購入前に、製品メーカーの保証規定を確認してください。
取り付け時の注意事項
製品の状態を確認する
取り付け前に、次の箇所に異常がないことを確認してください。
- ラジエーター、ポンプ、水冷ヘッドに破損や変形がないか
- チューブに傷、ひび割れ、つぶれなどがないか
- チューブの接続部分に緩みや液体の付着がないか
- 製品や梱包材に液体が付着していないか
液体の付着や製品の破損が確認された場合は、取り付けや通電を行わず、購入店または製品メーカーへお問い合わせください。
取り付け作業について
- チューブを強く折り曲げたり、ねじったり、引っ張ったりしないでください。
- ラジエーターの取り付け方向は、製品の取扱説明書に従ってください。
- 水冷ヘッドのCPU接触面に保護フィルムが貼られている場合は、取り付け前に剥がしてください。
- CPUグリスの塗布方法は、製品の取扱説明書に従ってください。
- 水冷ヘッドは、一部のネジだけを強く締めず、対角線上のネジを少しずつ均等に締めてください。
- ネジを締めすぎると、マザーボードや取り付け金具が破損する場合があります。
- ポンプ、ファン、USB、LEDなどのケーブルは、製品とマザーボードの取扱説明書で接続先を確認してください。
- 5VのARGB端子と12VのRGB端子は規格が異なります。誤った端子へ接続しないでください。
- 一体型水冷CPUクーラーは、通常、冷却液が封入された密閉型の製品です。
- 取扱説明書で認められている場合を除き、製品を分解したり、チューブを取り外したり、冷却液を補充したりしないでください。
取り付け後の確認
初回起動時に確認すること
取り付け完了後は、最初に次の項目を確認してください。
- ポンプが動作しているか
- ラジエーターファンが回転しているか
- BIOSなどでポンプやファンの回転数が認識されているか
- CPU温度が急激に上昇していないか
- チューブが強く折れ曲がっていないか
- 異音が継続して発生していないか
- ポンプ、水冷ヘッド、チューブ、ラジエーターの周囲に液漏れやにじみがないか
CPU温度が急激に上昇する場合は、ポンプの未接続、水冷ヘッドの取り付け不良、保護フィルムの剥がし忘れなどが考えられます。直ちにパソコンの電源を切り、取り付け状態を確認してください。
使用中の点検について
使用開始後も、定期的に次の項目を確認してください。
- CPU温度が以前より高くなっていないか
- ポンプ音やコポコポという音が大きくなっていないか
- ファンが常に高回転になっていないか
- ラジエーターにほこりが詰まっていないか
- チューブや接続部分に液漏れ、にじみ、変色などがないか
液漏れが確認された場合
- 液漏れや液体のにじみを確認した場合は、直ちにパソコンの電源を切ってください。
- 安全を確認した上で電源ケーブルを抜き、再度電源を入れないでください。
- ご自身で製品を分解・修理せず、購入店または製品メーカーへお問い合わせください。
水冷CPUクーラーから漏れた液体が、マザーボードやグラフィックボードなどに付着すると、故障の原因となる場合があります。
関連事項
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